No04 社会保障って何?

2017.11.9 No.4社会保障制度ってなに?

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                     とれとれE★社労士  

   

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さん、こんにちは?

 

前号で択一式問題の出題形式について

5肢択一、組み合わせ問題、いくつあるかを選ぶ個数問題

の事をとりあげました。

 

難易度からすると

 個数問題 > 5肢択一 > 組み合わせ問題

でしょう!!

これは、解かれたらすぐにわかると思いますが、

全部の肢の正誤がわからなくても、手がかりの多い方が正解肢が

導きやすいですよね。

 

組み合わせ問題は、絞り込みの手掛かりが多く、5肢択一は、必ず答えは一つになる

という手掛かりがある。

それに比べて、個数問題は、5肢すべての正誤を判断しなくてはならないのですから

難度は高くなります。

 

ちなみに、平成28年の厚生年金法問3なんて

ア.イ.ウ.エ.オのうち「一定の遺族に遺族厚生年金が支給されるものは

いくつあるか?」と聞かれて、答えは、E五つって!!!^^大概二つか三つが多いでしょ!

全肢支給される!てちゃんと正誤の判断できたとしても、迷ってしまいますよねえ・・!

 

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┏━■今日のポイント■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  

  

    社会保障制度て聞かれたらどのように答えますか?

 

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■■■ 社会保障 ■■■

 

○憲法

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 憲法第25条第1項(国民の生存権)

 「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」 

 

 憲法第25条第2項(国の社会保障義務)

 「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障および公衆衛生の

  向上および増進に努めなければならない)」

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 を定めています。

 上記憲法第25条で国民の生存権と国の社会保障義務が規定され、これが

 法的基礎になり、社会保障とは、下記4部門を指します。

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■社会保険

 医療保険、介護保険、年金保険、雇用保険、労働者災害補償保険

■公的扶助

 生活保護、災害扶助

■社会福祉

 老人福祉、児童福祉、身体障害者福祉など

■公衆衛生

 結核予防など

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このうち、「社会保険」と「公的扶助」はともに所得を保障する制度です。

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■社会保険

 社会保険方式を採用(保険料を拠出し保険給付を受ける制度)し

 「防貧的社会保障制度」と呼ばれています。

 

■公的扶助

 自力で生活出来ない生活困窮者に対し、その困窮の程度に応じ

 税金を財源として援助する制度であり「救貧的社会保障制度」

 と呼ばれています。

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■■ ちょっとコーヒーブレイク♪♪━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

~歴史的な部分をすこーし知っておくとぐぅ?んと知識が定着します!!~

 

◎戦後の社会保障の中心は、『生活保護制度』

 第2次世界大戦、終戦直後の国民所得は10年前の約5割に落ち込み、

 失業とインフレ、食料危機に直面しました。

 その中で社会保障分野に緊急対策として求められたのは、生活困窮者に

 対する生活援護施策でした。(伝染病予防、生活保護など)

 

◎高度経済成長を経て、社会保障の中心は『社会保険制度』へ

 高度経済成長による国民の生活水準の向上により、生活困窮者に対する

 救済対策に加え、一般の人々が疾病にかかったり、老齢になるなどにより

 貧困状態に陥ることを防ぐ施策(=防貧施策)の重要性が増していきます。

 そして全国民をカバーする国民皆年金、皆保険の成立によりそれまで

 生活保護中心だった時代から、被保険者が自ら保険料を支払うことにより

 リスク(疾病や老齢等)に備える、社会保険中心の時代へ移っていった

 のです。

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▼▲今日の選択式対策問題▲▼

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下記から適当な語句を選んで〔  〕にいれましょう。

 

問1【社会保障制度のしくみ】

社会保障制度の仕組みは、社会保険方式と社会扶助方式に大別できる。

社会保険方式は、保険の技術を用いて〔 A 〕を財源として給付を行

う仕組みで国や公的団体を保険者とし、被保険者は〔 B 〕が原則。

社会扶助方式は、〔 C 〕を財源にして、国や公共団体の施策として

給付を行う仕組みでその典型は、〔 D 〕であるが、障害福祉、老人福

祉といった社会福祉制度や、児童手当や福祉年金(国民年金制度創設時

の無拠出年金制度)も含まれる。(厚生労働白書平成11年版抜粋)

 

1.強制加入 2.相互扶助   3.社会連帯 4.保険料 5.保険者

6.租税   7.世代間扶養  8.生活保護制度  

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>>

 

今日の選択式対策問題

 

問1の答え

A 4.保険料

B 1.強制加入 

C 6.租税 

D 8.生活保護制度 

 

 

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問2 下記から適当な語句を選んで〔  〕にいれましょう。

 

 我が国の社会保障制度の発展過程をみると、社会保障制度の範囲、内容、

( A )が大きく変化するとともに、社会保障の( B )の向上や規模

 の拡大、新しい手法の導入、サービス提供主体の拡大等が進んできている。

( A )の変化でいえば社会保障制度審議会の1950(昭和25)年勧告の頃

 は、( C )が社会保障の大きな柱であったが、その後の国民( D )

 の成立、医療や福祉サービスに対する需要の増大と利用の一般化等から、

( E )に限らない( A )の普遍化、一般化が進んできている。

                         (H15年選択式問題)

 

 

1.家族形態 2.健康保険法 3.所得水準 4.高齢者介護

5.対象地域 6.医療費   7.児童手当 8.生活保護

9.生活水準 10.低所得者層 11.被保険者 12.健康保険組合

13.福祉六法 14.老人医療  15.皆保険・皆年金 16.対象者

17.特定地域 18.児童    19.消費水準 20.給付水準

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>>

 

問2の答え

A 16.対象者 

B 20.給付水準 

C 8.生活保護 

D 15.皆保険・皆年金 

E 10.低所得者層

 

⇒どうですか?先に予備知識をいれておけば、問1、2も全問正解とは

 いかずともなんとか3箇所は埋めることが出来るような感じがしませんか?

(その感覚でグッドです^^)

 

 時間に余裕のある人(過去問題等をお持ちの人)は、H16年~H19年まで

 の本試験選択式の問5(社一般)H22年労一般をざーっとやっておきま

 しょう!

 まだ初学者の方で過去問題集まで買っていない人もたくさんいると思い

 ますのでその方は、もちろん後から余裕があればでOKです。

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○社会保障費ってどれくらいかかっているの?

 ・平成26年度の社会保障給付費は約112.1兆円⇒昭和50年調査以来過去最高を

  更新し続けている。

   部門別は、「医療」(約36兆円、構成割合⇒全体の3割強)

        「年金」(約54.3兆円、同⇒全体の約5割)

        「福祉その他」(約21.4兆円、同⇒全体の約2割弱)

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例題1

平成26年度社会保障費統計(国立社会保障・人口問題研究所)」によ

ると、平成26年度の社会保障給付費の総額は、112兆1020億円であり、

部門別にみると、「医療」が54兆3429億円で全体の48.5%を占めている。

次いで「年金」が36兆3357億円で全体の32.4%、「福祉その他」は21兆4234

億円で19.1%となっている。(H27-社一問10A改題)

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⇒社会保障費の内訳は、年金約5割、医療約3割。なので、設問は、年金と医療が逆

 なので、誤り。

 

>>

 

例題1の答え ×

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